Android スマホとつなぐ

Capture Core で撮ったスクリーンショットを Android スマホ・タブレットに同期する手順です。Syncthing-Fork の導入、電池最適化の除外、共有フォルダの承認までを順に説明します。

Pro 限定 最終更新 2026年8月4日(v1.0.56 時点の画面です)

PC で撮ったスクリーンショットを、Android スマホ・タブレットにも自動で届けられます。 外出先で資料や地図をスマホから開けるようになり、自分宛てにメールを送る手間がなくなります。

先に PC 側で同期をオンにしておいてください(端末間同期を設定する)。

スマホ側に用意するもの

Google Play の Syncthing-Fork アプリを使います。 Capture Core と同じ同期エンジンのアプリで、これを介してスマホが PC のペア相手になります。

なお、iPhone / iPad には対応していません。 iOS には公式の Syncthing アプリが提供されていないためです。

電池最適化の対象外にする(最初にやってください)

Android の省電力機能は、バックグラウンドで動くアプリを黙って停止します。 Syncthing-Fork が止まると同期も止まるため、 「最初は同期できていたのに、しばらくすると届かなくなる」原因のほとんどがこれです。

インストールしたら、ペアリングより先に次の設定を済ませてください。

設定 → アプリ → Syncthing-Fork → 電池 → 「最適化しない」

項目の名前は機種によって異なります。 「バッテリー使用量の管理」「自動調整バッテリーの対象外」などと表示されることもありますが、 Syncthing-Fork を省電力の対象から外すという点は同じです。

ペアリングする

流れは PC 同士と同じで、お互いを登録し合います。

  1. PC 側 — 設定 → エディション → デバイス間同期で、「QR表示」を押します
  2. スマホ側 — Syncthing-Fork で「デバイスを追加」を選び、QR スキャンで PC の ID を読み取ります
  3. PC 側 — スマホから接続要求が届くので、「承認」を押します (スマホの ID を QR やコピーで PC の「相手のデバイスを追加」に登録しても構いません)

これで相互登録が完了します。

共有フォルダを「受付」する

ペアリングが済むと、PC から共有の提案がスマホの通知に届きます。「受付」と「無視」が並びます。

提案は 2 つ届きます。通知にはフォルダ名と ID の両方が出るので見分けられます。

スクリーンショットだけでよければ、上を「受付」して、下は「無視」で構いません。

Android の通知に Syncthing-Fork から届いた2件の共有提案。「Capture Core クリップボード (capturecore-clipboard)」と「Capture Core (capturecore-captures)」がそれぞれ受付・無視のボタンとともに並んでいる
撮影フォルダとクリップボードのフォルダが別々に提案されます

Syncthing-Fork 側で、自分から新しい同期フォルダを追加しないでください。 自分で追加したものは別の ID になるため、PC 側とは繋がりません。 必ず、PC から提案されてくるものを受け付けます。

保存先を選ぶ(ここで決まります)

「受付」を押すと「フォルダーを作成」の画面が開きます。 「ディレクトリー」を選ぶまで、この操作は完了できません。

Syncthing-Fork の「フォルダーを作成」画面。ラベルとフォルダIDは入力済みだが、ディレクトリーの欄が未選択のまま空になっている
ディレクトリーが空のままでは完了できません(画像はクリップボードフォルダの例。撮影フォルダでも同じ画面です)

ここで選んだ場所が、PC で撮ったスクリーンショットの届き先になります。 Capture Core 側からは指定できないため、保存先は実質この操作で決まります。

おすすめは、写真アプリが見に行く Pictures の下に、専用のフォルダを新しく作ることです。

/storage/emulated/0/Pictures/CaptureCoreスクショ

Pictures の下に置くと、届いたスクリーンショットがスマホの写真アプリにそのまま出てきます。 ファイルマネージャを開かなくても見られるので、外出先で開くのが楽になります。

選んではいけない場所

必ず新しい空のフォルダを作ってください。

フォルダを作れないとき

Android のバージョンによっては、Pictures の下にフォルダを作るのに追加の許可が必要です。 ピッカーで作成できない場合は、設定 → アプリ → Syncthing-Fork → 権限で 「すべてのファイルへのアクセス」を許可してください。

許可しないまま進めると、アプリ専用の領域に置かれます。この場合、 同期はできているのに写真アプリからもファイルマネージャからも見えない状態になります。

つながったことを確認する

同期が始まると、Syncthing-Fork のフォルダ一覧に 「最新化」 と表示され、 ファイル数と容量が PC 側と一致します。

Syncthing-Fork のフォルダー一覧。Capture Core と Capture Core クリップボードの2つがどちらも「最新化」と表示され、それぞれの保存先パスとファイル数・容量が並んでいる
両方のフォルダが「最新化」になれば同期できています

ここまで来れば、PC で撮ったスクリーンショットが自動でスマホに届きます。

スマホから PC へも届きます

同期は双方向です。スマホ側で共有フォルダに入れたファイルも PC のライブラリに届きます。 逆に、どちらかで削除すると両方から消えます。 この挙動と、意図しない大量削除に備えた仕組みについては 大量削除ガードと復元をご覧ください。

テキストの共有について

コピーしたテキストを端末間で共有するクリップボード同期は、 PC 同士での利用を想定した機能です。

スマホに対しては PC からの一方向とお考えください。 PC でコピーした内容はテキストファイルとしてスマホに届くので、 Syncthing-Fork からそのファイルを開けば読めます。ただし読むだけで、 クリップボードとして貼り付けるにはファイルの中から手動でコピーすることになります。

逆方向、つまり スマホでコピーしたテキストが PC に届くことはありません。 コピーした内容をファイルに書き出しているのは Capture Core が動いている端末だけで、 スマホ側にその役割を担うものが無いためです。

届かないときは

同期が始まらない、途中で止まるといった場合は、 同期がつながらない・途中で止まるときに 症状別の確認手順をまとめています。

この機能でできることの全体像は 機能解説ページ で紹介しています。

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